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こんにちは。富士市の美容室サロンドブーです。

前回「はじめてのパーマ」をテーマに、パーマについてのメニューなどをご紹介いたしました。今回もパーマについて、よくある質問をお答えしようと思います。

髪質によってパーマのかかり具合はかわるの?

結論から言うと髪の毛の質は個人差があり、パーマがかかりやすい人、かかりにくい人と違いがあります。

髪の毛は、毛髪内の結合によってコルテックスとキューティクルの位置が固定されています。パーマによって髪の毛の形状が変化するのは、パーマの薬剤や熱によってに毛髪内の結びつきを切ったり再結合することで形状を変化させているからです。髪の毛の結合状態には個人差があり、パーマのかかり方が変わってきます。

また、髪の毛のダメージの状態や、元からの髪の毛のクセや細さといった条件によってもパーマのかかり方が変わります。

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髪質の違いとは?

髪の毛の結合について

髪の毛は、主に4つの結合があります。「(1)水素結合」は水に濡れると結合が切れて、乾いた状態で再結合します。「(2)イオン結合」毛髪のpHによって結合が変化します。通常の弱酸性(pH4.5~5.5)だと結合して、このpHの範囲から外れると結合が切れます。「(3)シスチン結合」 システイン2分子が結合してもので、パーマではこの結合に作用させて切断と再結合を行います。「(4)ペプチド結合」アミノ酸の基本的な結合です。過度のアルカリ剤、過酸化水素で加水分解され切断されます。

水素結合の影響が強い人は、乾いているときと水に濡れているときで髪の毛のうねりなどが変わりやすい髪質と言えます。

また、パーマの薬剤が影響を与えやすい「シスチン結合」度合いの違いによってパーマのかかりやすいさに違いが出てきます。

髪の毛の太さについて

髪の毛の内部の結合以外にも髪の毛の形状を決めるものがあります。

まずパーマがかかりやすい髪の毛の特徴として太毛・硬毛があります。太毛・硬毛は髪の毛の表面を覆うキューティクルの枚数が多く形状が変わりにくいためです。

逆に細毛・軟毛の場合はキューティクルの枚数が少なくパーマによる形状の変化が出やすい

髪の毛の吸水性について

水やパーマの薬剤を弾きやすい脂性毛・撥水毛もパーマがかかりにくい髪の毛の特徴です。逆に水やパーマの薬剤が浸透しやすい乾燥毛・吸水毛はパーマがかかりやすくなります。

髪質の違いによるパーマのかかりやすさ

パーマがかかりやすい パーマがかかりにくい
細毛 太毛
軟毛 硬毛
乾燥毛 脂性毛
吸水毛 撥水毛