スタッフブログ

こんにちは。富士市の美容室サロンドブーです。

朝起きた時の寝ぐせを直したい、仕事や学校に行く前に整ったスタイルにしたい、おしゃれをして出かけたいなど。普段スタイルをセットする時に役に立つスタリング剤。スタリング剤といっても数多くのものがあり選ぶのに迷ってしまいますね。そこでスタリング剤を選ぶときに参考にしていただこうと目的別に選ぶスタリング剤の種類と選び方をご紹介します。

お出かけ前の寝ぐせケア

寝ぐせを直すためにおすすめなのがスタイリングウォーター、スタイリングミストです。寝ぐせ専用のスプレーなどもありますね。

前回のパーマのお話のときに髪の毛の形状と、内部の結合についてご紹介しました。髪の毛は水分を含むと柔らかくなり形状が変化しやすくなります。髪の毛に水分量が多いまま寝てしまうと、髪の毛が曲がった状態(クセがついた状態)で髪の毛内の水分が乾燥するので、起きた時にクセが残って、これが寝ぐせになってしまいます。

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そのために寝ぐせを直すためには、寝ぐせがついてしまった過程を反対にさかのぼることで寝ぐせを直すことができます。つまり、水分を与えて髪の毛の形状を変わりすくして髪の毛を真直ぐに直すのが一般的です。ミストだけでは寝ぐせが戻らない場合は、湿らせたホットタオルやシャワーでしっかりと髪の毛に水分を与えることがポイントです。

ボリュームを出したい

髪がペタンとしてボリュームがなくボリュームを出したいときはスプレータイプのスタイリング剤がオススメです。ワックスはつけすぎると髪の毛が重くなってしまうので、ボリュームダウンになってしまうことも。空気を入れ込むように下から毛先を中心に髪半分より下につけ軽めにつけるのがポイントです。

また、細く柔らかい髪質の方はボリュームが出しにくいのでドライヤーを上手に使うのがポイントです。アップしたい部分の髪に根元を立ち上げるよう下からドライヤーをあてるとふんわりとアップしやすくなります。

ボリュームを押さえたい

ボリュームをダウンさせるときはセット力の強いウェット系のワックスやジェル、スタイリングミストなどが一般的です。スタイリング剤で髪がまとまりすぎてしまうのを防ぎたい場合は、ヘアオイルで髪の毛に潤いを閉じ込めて髪の毛に重みをつける方法もあります。

シャンプー後のブローで、髪の毛を上からおさえるように乾かすこともポイントになります。

パーマ・毛先に動きを出す

パーマを強く出したい、毛先に動きをつけたい場合は、キープ力のあるムースタイプがお勧めです。ふんわり感を出すものから、ハードに硬さがでるもの。トリートメント成分が入っているものなど種類も豊富です。

以上、目的別によく使われる種類のスタリング剤をご紹介いたしました。同じ種類のスタイリング剤(例えばワックス)でも、セット力が弱い、つやを出す、潤いを与えるなど商品によってさまざまです。また、髪質やダメージの状態によっても効果は変わってきます。今回は簡単な内容までのご紹介でしたが、セットしたいスタイルに必要なスタリング剤、自分の髪質にあったスタリング剤の使い方の参考にしていただければと思います。